志多伯 組踊 59年ぶり復活!!

瑞慶覧

2011年09月05日 13:06

志多伯 組踊が59年ぶりに復活!!


南西ビデオも、当日は豊年祭の撮影をします。
伝統は語り継がれるものでなく、形にすることで伝わるものだと思います。
我々も映像に残すという形で伝統継承に携われることを誇りに思います。


(沖縄タイムス引用)
【八重瀬】町志多伯で12、13の両日に開かれる旧暦八月十五夜の「獅子加那志33年忌豊年祭」で、組踊「手水の縁」が1952年の7年忌豊年祭以来59年ぶりに上演される。組踊の中で唯一の恋愛ものとされ、志多伯で伝統的に演じられた演目の一つ。地元出身で伝統組踊保存会伝承者の神谷武史さん(36)らが中心となり復活に取り組んだ。出演者らも「伝統の継承につなげたい」とけいこに熱が入っている。(新垣玲央)

 「手水の縁」は王朝時代の平敷屋朝敏の作品とされ、歌・三線の聴かせどころが多いのも魅力。主人公の山戸と玉津が恋に落ちるが、仲が発覚して玉津が処刑されることになる。処刑寸前に現れ命乞いする山戸の玉津への愛が家臣の胸を打ち、2人は逃げ延びるという粗筋。


 門番役で組踊に初挑戦する神谷明信区長(63)は「独特の言葉遣いに慣れるのは一苦労だが、豊年祭成功に向け若い方々が頑張り、各世代が結束している。輪を広げ、伝統文化の継承、地域力につなげたい」と力を込めた。

 組踊「手水の縁」は、豊年祭2日目の13日に上演予定。

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